ミズノを例に、ポリエステルとポリウレタン、着やすさ・着づらさの観点から

2016-07-21(木)

前回エントリでは、スピード製品を実例に
ポリエステル/ポリウレタン混紡の比率が「着やすさ/着づらさ」にどう影響するか

スイマーと「一般」「初心者」では「キツさ」の捉え方が異なる
ってところまで語ってみました。
ぶっちゃけて分かりやすく、極論をおそれず言ってしまえば
「初心者さんが『キツい』と感じる時、それは実はキツいのではない」
「スイマー的感覚が身に付いてくると、キツいと思ってたものが適正に感じられる」
ってことを、少なからずお伝えできたものと思います。



で、今回はミズノ製品で同様に。
便宜上、ハイ・レッグものから混紡比の異なる3タイプ
ミドル・レッグものから1タイプ
を実例に採って、
フィット感/ストレッチ性を段階的に「強く」「高く」していく競泳水着の選び方を
シミュレーション的に提示してみましょう。



「おとなしめでイナタくてかっこわるいのは着たくない
 でも水泳経験ないから、いきなり『キツい』のも着たくないなー」
って感じの初心者さんには
まずマイティラインのミディアムカットの「テラカワ・アヤ・コレクション」が
いろいろとちょうどいいと思います。
コンセプト的にも
生涯スポーツ・趣味・健康法的に水泳を楽しむ人のためにオシャレな色柄を
って感じを掲げたシリーズですし。



特筆すべきは
マイティラインでもこのコレクションだけ83/17%とポリウレタンが抑えめなこと。
(おさらいになりますが)
「よく伸びてよく縮む」材質のポリウレタンの比率が少ないほど
「そんなに伸ばさなくても着れて、でもその分縮んでフィットする力も弱い」
と考えてください。
小中高生時代から水泳部やスクールで水泳をやってきたスイマーほど
「小さく縮んでる水着をぎゅ〜っと伸ばして着てぴっちりとフィット」
を求めるものなので
ポリウレタンが20、25、30%と比率大きめな製品を好むのです。
「テラカワ・アヤ・コレクション」はそういう意味ではひかえめ・抑えめですね。



「テラカワ・アヤ・コレクション」でない通常のマイティラインは
ポリエステル79%/ポリウレタン21%。
これに対して、2016年から新規リリースのストリームアクセラは
ポリエステル81%/ポリウレタン19%。
初心者さんが感じるであろう「キツさ」を抑えてマイルドに、って狙いなのかもです。
このマイティラインとストリームアクセラは
ハイ・レッグとミドル・レッグ(「ハイカット」と「ミディアムカット」)を
両方ラインナップしてるシリーズなので
一般スイマー向けのミズノのデフォルト、主力のラインと言えるでしょう。

 



その上はもうひとつのみ。
「ハイカット」モデルのある最上位シリーズはマイティソニックR。
「ポリエステル79%/ポリウレタン21%、ポリエステル83%/ポリウレタン17%」
とあるのはハイブリッド切替デザインだから(先述ですね)。
ポリウレタン比率単体で見ればマイティラインと同等/以下ですから
摩擦抵抗がどうこう、みたいな0.1秒以下の記録を競う「選手」でなければ
敢えて買う理由はないかもしれません。
ただ(私の悪い予感では)マイティラインが廃番になった暁には
このマイティソニックRがいちばんタイト・フィットするシリーズになりますね。





総合的に見るとミズノは、
ハイ・レッグ&ミドル・レッグ製品をバランスよくシリーズ展開に反映させていて
競泳水着初心者さんには選択の幅がちゃんと開かれていて
段階的に挑戦していきやすいメーカーだと言えます。
ただ、ポリエステル/ポリウレタンの混紡比はわずか2%刻みで変えてるだけなので
体感的にはそんなにまで
「キツい/キツくない」「フィットがゆるめ/ばっちりぴっちりフィット」の差を
感じるほどではないかもしれません。
「最初は多少キツく感じても、そのうち『スイマー感覚』に慣れるだろう」という
中長期的な目で見れる方なら
ハイ/ミドルのストリームアクセラがファースト・チョイスに適してるかな、と
入手しやすさ・シリーズの残り寿命の長さからも思います。







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カテゴリ:ミズノ

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