アシックスから意表を突いてプロパーな新ライン、スパーテクス・プロ

2020-02-25(火)


前回エントリの最後に
「そうしてる間にもアシックスとアリーナから新たな流れが!」と煽り気味に書いていた
「朗報」をまずひとつ、今回はアシックスからです。



アシックスの「ハイ・レッグ型」、ポリエステル/ポリウレタン混紡ニットの
競泳水着のヴェテラン愛好者向けの製品としては
何と2018年1月のエントリ:
アシックスからニット素材の新スタンダード・ライン、スパーテクス
にまで遡ってしまうスパーテクスのASL101があり、
ところがそのラインの新製品は2年近くも出てこず
このブログでもその後継となるべき「ASL111」とか「ASL201」とかなかなか出ないなー、
とぼやいていたものですが
何とこのたび(実際には’19年11月辺り)、予測に反して
新素材「スパーテクス・プロ」の型番「2162A094」という新機軸が始動しているのでした。
なお、型番の前半「2162A」は以前からあり、またリピーテクスもの混在なのでご注意を。
末尾の「094」が今のところスパーテクス・プロの唯一の製品のようですから。



 

まずは論より実物で、パフォーマンス・ブラックとグレー。
従来のスパーテクスと今回のスパーテクス・プロ、何がちがうかといえば
ポリエステル/ポリウレタン比。
スパーテクスがポリエステル79%:ポリウレタン21%なのに対し
スパーテクス・プロは70%:30%。
これはこのブログをお読みの方ならもうおなじみ ー
ポリウレタン比が増した分、より伸びてより縮む、わけですね。
ということは、よりサイズ・ダウンできる可能性が出る ー
たとえばスパーテクスのSサイズでいまいちフィットがゆるいな、レッグ・カットが低いな
という人が
スパーテクス・プロだとSSサイズも着れる、そしてよりフィット、よりハイ・レッグ
ということもあり得るわけです。
ブラックはとりあえずの安心カラー、グレーは陰影感と光沢感で少しセンシュアルに、
みたいな選択肢となりますね。





スイマーはみんな大好きエンジ!
アシックスの「エンジ」は他メーカーのダーク・レッドやワインに比べて
渋めながら明色寄りの色合いなので差別化ができてますね。
赤系の渋色がある新ラインにはメーカー側の本気度がうかがえるので次期にも期待です。



  

青系ではピーコートとブルー。
「ピーコート」という色名称が謎ですが(Pコートのネイヴィー?ピーコック?)
ネイヴィーというよりロイヤル・ブルーな深みのある紺/藍色と
アシックス伝統の薄色・明色のブルー。
ピーコートが濃色でとっつきやすく、ヴェテランにはより薄色のブルー、みたいに
まずは無難な青系の2色って感じでしょうが、
売れ行きが良ければより踏み込んでターコイズ(スパーテクスのASL101より)なんかも
次期の新色としてラインナップされるんじゃないか、と期待できます。





何にせよ、このアシックスのスパーテクス・プロの登場が軽くエポック・メイキングなのは
アリーナのXパイソンがXパイソン2になったのと並んで
(ポリエステル70%:ポリウレタン30%から67%:33%に)
ポリウレタン比を上げる流れが「競泳水着全盛期」への回帰を感じさせること、です。
いわゆる「高速水着」と「一般水泳/練習用」の2極分化の流れには
ナイロン布帛とポリエステル100%ニットの両極に「棲み分け」を進めよう/進めてもらおう
というメーカー側の、勝手で都合のいい思惑があった感がなきにしもあらずなのですが、
長く水泳を続けている一般スイマーには
ポリエステル/ポリウレタン混紡ニットの快適さとフィット感へのこだわりが根強くあり、
メーカー側も渋々、あるいはおっかなびっくりながら
そっち方向のニッチ/メジャーを馬鹿にならない商機と見直し始めてるのかもしれません。
ー と堅い話は抜きにしても
アリーナからの、ひとつまた別方向からの「朗報」を、次回に。











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カテゴリ:アシックス

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