けっして珍しいケースでもないSSサイズの競泳水着

2016-11-26(土)

さて、前々回エントリ:
競泳水着がMサイズ、という人はほぼいない?
に続きまして、
競泳水着選びでは、Sサイズはもちろん
SSサイズだってけっして「小さすぎる」ものではない
ということを具体的な数値を参照しつつ検証していきましょう。
実際の製品例として、前々回と同じアリーナのリミックから。



Mサイズ    バスト81~85cm  ウエスト62~66cm  ヒップ89~93cm
Sサイズ    バスト78~82cm  ウエスト59~63cm  ヒップ86~90cm
SSサイズ  バスト75~79cm  ウエスト56~60cm  ヒップ83~87cm

前々回では仮想の話の論理的筋道として
「Mサイズが適正サイズと思ってる人がSサイズを考慮してみる」
という流れを採ってみたので
今回は
「Sサイズが適正サイズと思ってる人がSSサイズを考慮してみる」
「MサイズからSサイズに落としてみた人がSSサイズをも考慮してみる」
という流れを想定してみてください。



SサイズとSSサイズの最大値に注目してみますと —
Sサイズ  バスト82cm  ウエスト63cm  ヒップ90cm
SSサイズ バスト79cm  ウエスト60cm  ヒップ87cm
これは
伸ばして着るのがあたりまえの競泳水着では
(適正に)伸びた状態でここまでカヴァーできますよ
という数値。
「大柄でも小柄でもなく平均的な体格、中肉中背」という人なら
SSサイズでも問題なく身体が収まる、ってこともなくはない、ですね?
(バストに関しては前々エントリをご復習あれ)



反対に、今度は
「水着が大きいので布が余ってブカブカ、そしてそれ以上縮んでくれない」
って視点で、それぞれの最小値に注目してみてください —
Sサイズ  バスト78cm  ウエスト59cm  ヒップ86cm
SSサイズ バスト75cm  ウエスト56cm  ヒップ83cm
たとえば身長160cm、バスト83 ウエスト58 ヒップ85 という人だったら
SとSS、どっちを選ぶべきか?
「最小」「最細」の部位にぴっちり追従するようにフィット、とならなければ
その部分 — たとえばウエスト — は若干スカスカブカブカして水の抵抗大、
となったりするのです。
水泳部やスイミング・スクール経験者なら、この例の人は
まちがいなくSSサイズを選びます。



さらにさらに。
これは競泳水着を通常のアパレル製品の延長線上で考えていると
絶対に思いつかない「盲点」というべき論点なのですが、
競泳水着は水の中で着るものです。
そして水の中では、人体は水圧で縮んでいます。
たとえば陸上でウエスト60cmの人は
プールの中では57〜54cmくらいのウエストになっているものなのです。
(水圧は水深に比例して大きくなるので大雑把にしか言えませんが)
ゆえに、たとえば
「あれっ?ロッカー室で着た時にはキツく感じてたのに
 泳いでみるとそうでもない!?」
なんてことが普通に起こります。
水泳経験のない人が陸上で着てみて「キツい」「小さい」と感じるサイズの競泳水着は
実際にはキツくも小さくもなく適正である、ってことがザラなのです。
競泳水着初心者さんが、プール通いを続け競泳水着に慣れていく内に
最初買ったものから1サイズも2サイズもサイズを落としていく、というのは
こうした複合的なもっともな理由あってのことなのです。



さらに、「おさらい」となりますが、
競泳水着というものは
買った時がもっとも「キツ」く
たとえば週2回ペースで1ヶ月8回や10回着て泳いだ時点ではそうでもなくなり
3ヶ月から4ヶ月もするころにはむしろ緩めに感じられるようになり
6ヶ月もすれば、緩い、傷んでる、生地が薄くなってるかな、となり
寿命、新調となるものです。
逆算して言い換えるなら
1〜4ヶ月めの間のフィット感がいちばん快適なフィット感
と言えますし、
同サイズ・同タイプを新調したり、サイズ・ダウンを考えたり、
素材タイプの異なるものを新たに試してみたり、には
その「中間の心地よいフィットの期間」を基準にするのがいいでしょう。
ちなみにですが、
「1着買って、それを6ヶ月着て、傷んだから買い替え」というのは
気分的にも耐久性的にも便宜的にもリーズナブルとは言い難いので
だいたい「自分のサイズ」が分かってきたかなという方には
同メーカー・同素材・同型タイプ・同サイズで色・柄だけ違うもの、
というお買い物計画がおすすめです。










にほんブログ村 その他スポーツブログ 水泳へ  
にほんブログ村


プライバシーポリシー

カテゴリ:アリーナ

▲page top

▲このページのトップへ